2007年10月17日水曜日

ワン・ポイント・アドバイス
「賢い」訴訟管理 その4

3. 計画・予算

戦争と同様、訴訟は「制御不能」である。
つまり、計画を立ててはいても、相手側の出方次第で必ず予定外のことが起こるということだ。(孫子計篇「戦争を決断する以前に考慮すべき事柄」参照) そしてそれに対し、いかに臨機応変に対応できるかということが勝負を分けるのだ。(孫子の九変篇「戦局の変化に臨機応変に対応する」参照)

しかし完璧に「制御」ができないとしても、ある程度計画はできるのである。事前に計画を立て予算を組むか否かで、最終的な費用に差が生じる。なぜなら弁護人はクライアントからの特別許可がない限り、予算項目に掲げられていない費用を請求することはできないからだ。

訴訟費用は、ケースごと、年度ごと、月ごと、科目ごとに設定することが望ましい。事前に予算を立てたからといってその予算内で納まるとは限らないが、予算がある以上、請求書を開けてみてビックリということはないであろう。

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